2020-08-19 バームクーヘンの詩 イラスト デザート バームクーヘン おやつ 詩 バームクーヘン ああ美味しいバームクーヘン 頬張ると 一番外側のうすい 砂糖の膜に舌があたる 砂糖の膜はじっとりとけて 舌にしたたり、体にじっとり染みてくる ああバームクーヘンのお砂糖 おまえは他の砂糖とは違くて なんてわきまえたやつなんだ。 あの地層に歯を食い込ませると すきまにおもいおもいに挟まった 細かい砂糖が 時間差でおいかけて、そして消えてゆく つぎからつぎへと ああバームクーヘン 私はおまえのカロリーをみない ああバームクーヘン あとなんど食べられるだろうか。 ナイフでこそぎ落としてほしい わたしの皿はもう空だ